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肺線維症の発症メカニズム 解明
  • 2017-12-07(木) 16:50
肺が硬くなって膨らみにくくなり、痰を伴わない咳や息切れなどの症状が出る「肺線維症」の新たな発症メカニズムが県立医科大学などの共同研究で解明できたとして、7日、記者発表が行われました。
これは、県立医科大学法医学講座の近藤稔和教授が記者会見して発表しました。「肺線維症」は、肺が硬くなって膨らみにくくなり、痰を伴わない咳や息切れなどの症状が出る病気で、男性の患者が多く、加齢とともに発症の割合が増加するものの、現在有効な治療法はありません。
今回、県立医大の法医学講座と生体調節機構研究部、それに、金沢大学がん進展制御研究所が、共同研究で肺線維症の新たな発症メカニズムを解明しました。肺胞にできた傷を修復する、骨髄中に存在する2種類の細胞が過剰に働くことで肺線維症は引き起こされますが、今回、この細胞を肺に遊走させる働きを見出したもので、この働きを阻害することが、新たな治療法に繋がると発表しました。近藤教授は「新たな治療戦略の可能性を見出すことができた。今後の薬剤の開発にも期待したい」と話しました。

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