ニュース

紀の川市崩落 県としての責任ある
  • 2017-12-28(木) 19:12
今年10月の台風21号による豪雨の影響で、紀の川市西脇地区で発生した斜面崩落について、仁坂知事は28日記者会見し、県としての責任があるとの判断を示して、被災者に陳謝するとともに、補償の手続きなどを進める考えを明らかにしました。
紀の川市西脇地区では今年10月22日、台風21号の豪雨の影響で、県が整備している広域農道を含めた斜面が崩落して、住宅に土砂が流れ込み、この家に住む82歳の男性が死亡するなど大きな被害が出ました。県は、崩落の原因を究明しようと、有識者による調査検討会を設置していて、3回目の会合となった27日、調査検討会から、「1日に219ミリの降雨量という、記録的な豪雨などの要因も想定されるものの、県が実施した広域農道の盛り土の存在が斜面崩落を誘発したと考えられる」との意見が出されました。
これについて仁坂知事は、28日記者会見を開いて、「単なる自然災害ではなく、県としての責任があると思っている。亡くなられた方に加え、被災された方に対して、心からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。県として、誠意を持って速やかに補償の手続きを進めるとともに、復旧に全力で取り組んでいく」と述べ、被災地に訪問し直接お詫びしたい考えを示しました。
このほか、調査検討会からは、「盛り土の排水工の一部を省略したことや、元の山の強度が低いことなどが、斜面崩落にどのような影響を及ぼしたのか確認する必要がある」との意見も出されていて、仁坂知事は、「引き続き調査をお願いし、最終的な結論をいただきたい」と述べました。

最新ニュース一覧

ニュース検索

TOPへ戻る