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防災遺産ストーリーが日本遺産に
  • 2018-05-24(木) 19:20
地域の歴史的・文化的魅力を語るストーリーを認定し、地域の活性化を図る文化庁の「日本遺産」に今年度、県内から広川町の防災遺産をストーリーにした「『百世の安堵』~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産」が認定されました。
これは、県教育委員会文化遺産課の栗生好人課長らが会見して明らかにしました。日本遺産は、平成27年度から地域の文化や伝統をまとめて作り上げたストーリーを文化庁が認定するもので、ストーリーを語る上で欠かせない文化財を地域が主体となって整備、活用して、地域の活性化を図るという取り組みです。
今年度、日本遺産に認定された広川町のストーリーは江戸時代後期に発生した安政南海地震の際、濱口梧陵が稲むらに火を放ち津波の襲来を知らせて多くの人を救った「稲むらの火」の故事に因み、梧陵が行った人命救助や災害からの復興、防災意識の継承などを広八幡神社や広村堤防、津浪祭など26点の構成文化財を交え、紹介しています。土盛りの堤防と海沿いの石堤により多重防御システムを構築していることや避難を意識して造られた町並みであること防災遺産が世代から世代へと伝えられ、今も暮らしの中に息づいていることなどが記されています。県内の日本遺産の認定は4件目です。
認定を受けて仁坂知事は「今まで以上に多くの人に来てもらえるよう広川町や観光関係団体等との協働により、受け入れ態勢の整備や認知度向上等の取り組みを進めていきたい」とコメントしています。

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