
2017年10月
2017.10.10(火) 15:38
先日、田辺市中辺路町兵生にある春日神社の秋祭りを取材しました。
以前、このブログでも触れましたが、
偉人、南方熊楠が粘菌の採集する為に訪れた地です。
昭和49年の集団移住により、廃村となって以来、
元住民やその子孫が年に一度故郷に戻って秋祭りを行っています。
笛や太鼓に獅子舞の奉納。
最後の餅投げも、久しぶりに顔を合わせる皆の喜びや楽しさがあふれているように思えました。
よそ者ではありますが、今後の祭りの存続が心配です。
さて、余談ですが...
神社の下には川へと続く急な階段がありました。
氏子総代さんが「1カ月に1個ずつ。閏年は13個の小石をこの川原で拾って、お社の中に置くという慣わしがあるんや」と教えてくださったので、私も川原に下りて12個の小石を拾いました。
まず川の水を口に含んだ総代さんを見てはっとする私...
信心深い総代さんを見て恥ずかしくなり、
「みそぎですか?」と言うなり、自分も口をすすいだのですが...
すすぎ終わってから、自分が総代さんの川上にいることに気付き、
もっと恥ずかしくなりました。 あ-
以前、取材した兵生を再び訪れ、お世話になった地元の方々に会うことができた嬉しい1日でした。
放送は明日です。
write:
2017.10.04(水) 11:23
こんにちは。
昨日は、高野山の金剛峯寺での中継でした。
普段は非公開の奥殿で今週末(6・7・8日)、観月会が開催されるということで、特別に中に入れていただきました。
まずは事務所から、担当の方に案内され、機材を持ってにょろにょろと寺の中を進んでいくのですが、たびたび取材に来ているわけでもないので、今歩いているところがどこなのかもわかりません...
すれ違ったツアー客が、どなたかがお粥を召し上がった部屋がここだと案内されているのを聞いて、広いその場所が私の中で急に息づき始め、置かれている箪笥のちょっとゆがんだ抽斗や足元の古い床板が懐かしいものに思えてきました。
さて、日本最大級の石庭、蟠龍庭や窓を開け放した奥殿などはすばらしく、観月会への参加をおススメしようとブログに書いているわけですが、高野山はもう寒くなっています!
朝晩は既にストーブを使用しているとのことですので、上着を持っていってくださいね。
最後に、お坊様との雑談で驚いた話を1つ。
「最近の子どもは油揚げが何でできているかを知らないんですよ...平成の子はね...」
高野山と言えば、思い浮かぶのは精進料理。肉などはもってのほかというイメージがありますが、平成の子って、まさか大人も??
お坊様の言葉の端からそんな匂いが感じ取れたので、
帰社後、平成女子社員に尋ねてみると...
「え~っ!油揚げですか~?あぶら??」という答えが返ってきました。
複数の昭和女子がこう言いました。
「スーパーの売り場でも豆腐と同じところにあるじゃな~い!」
そして、私よりもベテランの昭和男子はこう言いました。
「今はもう豆腐屋から買わなくなったからな~」
皆さんはいかに?
write:
明るく優しい気持ちを忘れずに…をモットーにマイペースに過ごしています。
クールビューティーと言われたことがあり、かなり嬉しかったのですが、実は極度の恥ずかしがり屋です。これからも頑張ります!
面倒くさいこと、面倒くさい人は苦手です^_^;
“向き不向きより前向きに。”新人らしく、伝え手の道を猛進します!
私のモットーは、「If you can dream it, you can do it.(夢見ることができるなら、それは叶えられる) 」というウォルト・ディズニーの言葉です。和歌山という素敵なところで、夢であったアナウンサーのスタートラインに立つことができました。全力で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!