WTVニュースNews

東照宮で刀の奉納祭

2021-06-10(木) 15:45

紀州藩譜代の家臣の家に伝わる古文書に記されていた、家康公拝領の脇差が史実に基づいて復元され、このほど、家康公を祀る和歌山市の紀州東照宮で奉納祭が執り行われました。
脇差を復元したのは、紀州藩譜代の家臣、水野家の子孫で、白浜町の警備会社「株式会社NWS」会長、水野孝治さんです。先月19日、東照大権現徳川家康公を祀る、和歌山市の紀州東照宮で奉納祭が執り行われ、西川秀大祢宜が祝詞を奏上し、脇差の完成を家康公に奉告した後、水野さんら関係者が玉串を奉てんしました。水野さんの祖先は徳川家譜代の家臣で、家康公のいとこで二代目の重利は側用人として仕えていましたが、1573年の三方ヶ原の戦いで命を落とします。重利の遺児、連成を不憫に思った家康公が守り刀として贈ったのが、今回復元された脇差です。長い年月の間に脇差は紛失しましたが、水野家に伝わる古文書を元に、刀工、龍神太郎源貞茂さんらが2年の歳月をかけて復元しました。復元された脇差について水野さんは、今後、一般公開なども検討しているということです。また、この日来年春に予定されている和歌祭四百年式年大祭の成功を願い、水野さんから中山勝裕実行委員長に100万円が寄付されました。

公式SNSアカウント