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空海の「水」伝説 紹介
2024-09-16(月) 14:02
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録から20周年を迎えたのにあわせ、弘法大師・空海の水に関する伝説を紹介するパネル展が、和歌山市で開かれています。パネル展「和歌山県北部の弘法水~身近にある小さな聖地~」では、弘法大師・空海の水に関する伝説が紹介されています。空海の水にまつわる物語は全国で1500を上回り、このうち県内では北部を中心に147の伝説が残されています。展示では、空海が錫杖で指したところから水が湧き出たという伝説がある和歌山市善明寺の「弘法井戸」など15点のパネルが展示されています。県立図書館総務課の松本泰明主査は、「生活の支えとなった水の逸話から、空海への信仰が地域に根付いていたことを知ってもらえれば」と話していました。このパネル展は来月9日まで、和歌山市の県立図書館で開かれています。