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県議会一般質問 災害ボランティア
2024-09-18(水) 18:41
能登半島地震で見えた課題の一つ、災害ボランティアの受け入れについてが、今日の県議会一般質問で取り上げられました。県は、ボランティアの移動手段や寝泊りできる場所の確保など、受け入れ環境の整備に努める考えを示しました。
これは、今日の県議会一般質問で、※自民党県議団の鈴木徳久議員の質問に山本祥生環境生活部長が答えたものです。鈴木議員は、地理的条件や高齢化など、能登半島地震で見えた課題は和歌山県にも当てはまるとして、その一つ、災害ボランティアについては、被災地では2ヵ月経っても受け入れられない状況だったとして県の対応を質しました。山本部長は、自家用車で多く入ってきた場合の交通渋滞や、宿泊場所などから被災地までの距離が遠く、作業時間を確保できないといったことが想定されるとした上で、被災地へ移動するためのバスの運行や、被災地周辺で寝泊りすることのできる場所の確保について検討し、受け入れの環境整備に努める考えを示しました。
県では現在、被災地で支援を行った職員の知見や国のレポートをもとに能登半島地震の検証を進めています。中間報告を近く、最終報告を今年度中に公表することにしていて、この結果を踏まえて防災減災対策を進めることにしています。 ※徳→心の上に「一」