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中央アジアの研修員が熊野古道へ
2024-09-20(金) 15:44
日本の広域観光資源開発の先進事例を学ぼうと中央アジアの観光開発に携わる専門家が今日、那智勝浦町を訪れ熊野古道を歩きました。
JICA、独立行政法人国際協力機構関西センターでは和歌山大学国際観光学研究センターの協力のもと、先月20日から中央アジア5ヵ国の合わせて10人の研修員を受け入れ、観光開発政策に関する研修を実施しています。一昨日から和歌山県を訪問していて、今日は、那智勝浦町の熊野古道でフィールドワークを行いました。研修員たちは熊野・那智ガイドの会の案内のもと、大門坂をスタートし、熊野那智大社や青岸渡寺、那智の滝などをおよそ3時間かけて巡り観光客を誘致する戦略や地域との関わり、広域に跨がる資源保護の重要性や手法について理解を深めていました。参加した研修生たちは「世界遺産も保全していくことが非常に重要だと学んだ」、「今後は外国の観光客が1回の旅行で中央アジアの5つの国を訪れることができるような観光商品を作っていきたい」などと話していました。