2024-09-20（金） 16:02

ＳＮＳを使って、投資を促し、金銭を騙し取る投資詐欺や恋愛感情を抱かせて金銭を騙し取るロマンス詐欺の被害が県内でも後を絶たない中、県警は今日、犯行に使われたアプリなどを公表し注意を呼びかけました。
これは、今日は、県警生活安全企画課の岡山貴美憲犯罪抑止対策官が会見し、発表したものです。県警生活安全企画課のまとめによりますと、今年１月から先月までのＳＮＳ型投資詐欺の認知件数は６５件で、被害額はおよそ５億５０００万円、ＳＮＳ型ロマンス詐欺は２９件、被害額はおよそ２億円で、ＳＮＳ型の詐欺の被害総額は合わせておよそ７億５０００万円にのぼっています。岡山対策官は実際にＳＮＳを使って、犯人と交わされたメッセージなどを示しながら、丁寧な文言や何度もやり取りを行うことで信用させてアプリをダウンロードするように誘導するなど、金銭を騙し取る手口を伝えました。さらに、英語表記されたＬＭＴＥＸやＤａｙｋｉｃａｒｄｓなど県警が今年に入って確認した犯行に使われた８つのアプリを紹介し、出品元が判らない疑わしいアプリをダウンロードしないよう注意を呼びかけました。
岡山対策官は、「簡単に儲かる話はない」ことを強調し「ＳＮＳ型投資詐欺・ロマンス詐欺は、県内だけでなく全国で増加していて、ネットリテラシーに対する意識を高めてもらいたい」と話しました。