2025-03-27（木） 18:25

スタートアップ企業の創出を通して県経済の発展を図ろうという複合施設が和歌山市に完成し、今日、オープニングセレモニーが行われました。
和歌山市黒田に今日オープンしたのは、複合施設「Ｋｅｙ Ｓｉｔｅ（キー・サイト）」で、株式会社紀陽銀行の原口裕之取締役頭取が、「スタートアップ企業の創出を通じ、地域経済の発展を目指していく」と挨拶しました。紀陽銀行では、スタートアップ企業の経営者や起業したい学生などが交流しながら成長する場を作り、県経済の発展を目指そうと、令和４年から東京都のベンチャー企業とプロジェクトを進めてきました。今日は、施設の運営にともに携わる宮崎県の企業を含めた３者で連携協定を発表。続いてオープニングセレモニーも行われ、原口頭取や来賓の岸本知事など関係者がテープカットをして開設を祝いました。「ＫｅｙＳｉｔｅ」は、５年前まで使われていた紀陽銀行の支店の建物をリノベーションした施設で、スタートアップ企業の支援を行うほか、カフェスペースや会議室、レンタルオフィスなどが設けられています。関係者は、この施設を通じた新たなスタートアップ企業の発掘や、地域経済の成長に期待をかけています。