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オリンピアン 地域おこし協力隊に

2024-12-02(月) 17:44

県南部の熊野地域を自転車で一周するサイクリングルートを一緒に盛り上げてもらおうと、県の地域おこし協力隊に採用された、オリンピックに出場経験のある元自転車ロードレース選手が着任しました。
田辺市の県西牟婁振興局で今日、着任式が行われ、東京都から移住してきた元自転車ロードレース選手の唐見実世子さんに、中松則夫局長から委嘱状が手渡されました。県では今年度、県として初めて「地域おこし協力隊」を採用していて、唐見さんは、県南部の熊野地域を一周するサイクリングルート「クマイチ」のプロジェクトの普及を担う「サイクルツーリズムコーディネーター」を務めます。唐見さんは現役時代、全日本選手権など国内タイトルを数多く獲得したほか、2004年にはアテネオリンピックに出場するなど活躍しました。中松局長は、「オリンピアンから現地で様々なお話を聞ければ、和歌山に来た方も喜んで頂けると思うので期待しています」と唐見さんを激励しました。唐見さんの任期は最大3年で、上富田町やすさみ町を拠点に競技者向けのトレーニングコースの検証やマップの作成、「クマイチ」の情報発信などに取り組むということです。

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