2024.01.12

東京大学  名誉教授 谷口 維紹さん

和歌山の未来に向けて挑戦するリーダー

#34

<谷口 維紹さん 経歴>
昭和23年 有田川町に生まれる
      耐久高校卒業後、東京教育大学に進学
      大学卒業後、主に分子生物学と免疫学の分野を研究
昭和59年 大阪大学細胞工学センター教授 
平成07年 東京大学医学部教授
      米国がん学会国際問題検討委員会座長などを経て
平成24年 東京大学生産技術研究所特任教授
令和02年 東京大学先端科学技術研究センター・フェロー
令和05年 文化勲章を受章

今月のゲストは、今年度の文化勲章を受章された有田川町出身の東京大学名誉教授 谷口維紹さんです。
昭和23年、有田川町に生まれた谷口さんは、高校卒業後、東京教育大学理学部に進学しました。
大学卒業後は、国内外の大学などで主に分子生物学と免疫学の分野で研究に勤しまれ、平成7年、東京大学医学部教授に就任。
現在は東京大学先端科学技術研究センターの特別研究員「フェロー」を務めています。
そして令和5年11月、体内でウイルスの増殖を抑えるインターフェロンというタンパク質を研究し、治療に応用する道を切り開くなど生命科学と医学の発展に国際的な貢献を果たしたとして、今年度の文化勲章を受章されました。
番組では、学者としての谷口さんの「精神」そしてこれからの展望について、お話を伺います。

文化勲章受章までの道のり

昭和23年、有田川町に生まれた谷口さんは、高校卒業後、東京教育大学に進学し、大学進学後、国内外の大学などで主に分子生物学と免疫学の分野で研究に勤しまれ、平成7年、東京大学医学部教授に就任しました。
現在は東京大学先端科学技術研究センターの特別研究員「フェロー」を務めています。
そして令和5年11月、体内でウイルスの増殖を抑えるインターフェロンというタンパク質を研究し、治療に応用する道を切り開くなど生命科学と医学の発展に国際的な貢献を果たしたとして、令和5年、文化勲章を受章しました。
このコーナーでは、谷口さんが経験してきた苦労や葛藤、文化勲章受章までの道のりを中心にお話を伺います。

インターフェロン遺伝子

谷口さんは、インターフェロン-β、インターロイキン2の遺伝子を単離し、その構造を解明。また、インターフェロン遺伝子の発現を調節する転写因子群であるInterferon Regulatory Factors (IRFs)を発見し、それが免疫やがんの仕組みに関わっていることを明らかにしました。
インターフェロンとは、動物体内で病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌する蛋白質のことで、ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをします。
このコーナーでは谷口さんの研究内容等を伺います。

人を育てるために良い研究を

他人の作った物差しに合わせるのではなく、自分の物差しを作っていくことが人生。辛い事や不安があっても常に自分を見失わず、自分のやっている事を楽しむことを忘れないことが肝要だという谷口さん。
最後のコーナーでは、これからの若い方達にも、研究そして人生を楽しむ事を忘れず、自分自身の物差しを作ってもらいたいという谷口さんの想い、そして今後の展望を中心にお話を伺います。