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田辺市 大学設立構想 事業化見送り

2026-06-16(火) 17:24

田辺市は今日、一般財団法人から提案を受けて検討してきた公立大学の設立構想について、物価高などから市の負担額が想定を大きく上回るとして事業化を見送ると発表しました。今日開かれた田辺市議会の特別委員会で真砂充敏市長が公立大学設立構想の事業化を見送ることを報告しました。大学構想は、兵庫県の一般財団法人「立初教育財団」が2年前に田辺市に提案。旧市庁舎跡地を活用し、「文理融合型」の四年制公立大学の設立を計画していました。大学の設置は若者の県外流出の抑制や地域経済活性化につながる可能性があることから、市はこれまで1年半にわたって検討を進めてきました。市が去年3月にまとめた検証結果では、旧庁舎改修などを含む初期費用を50億円と試算。国からの助成金や企業版ふるさと納税による寄附金などの活用を見込んでいました。しかし、その後の専門家による調査の結果、物価高などの影響で初期費用が65億円となるなど市の負担が想定を大きく上回ることがわかり、仮に大学運営が傾いた場合の財政リスクも踏まえ、構想を見送ったとしています。真砂市長は会見で、「見送ることに至ったということについて一定の責任を感じています。今後どういう提案があるのか、どういうテーマがあるのかによって(今後の検討の余地)は否定するものではないと思っています」と述べました。

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