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佐野寺跡整備事業完成式典
  • 2018-04-12(木) 20:29
7世紀後半の造営と言われる古い寺院跡で、県の史跡に指定されているかつらぎ町の佐野寺(さやでら)跡の整備がこの程完了し、記念式典が行われました。
この佐野寺跡は、平安初期の仏教説話集である「日本霊異記」に登場する寺の跡と考えられていて、塔があった場所からは全国的に珍しい木製の基壇の痕跡が発見されています。完成記念式典では、かつらぎ町の井本泰造町長が、「これからも史跡・遺跡を大切に保存し、観光資源としても活用していきたい」と挨拶し、関係者らでテープカットしました。発掘調査によりますと、佐野寺は南北114メートル、東西79メートルと広い敷地に、塔や金堂、それに講堂を配置していたことが分かっています。今回の整備では、塔跡と金堂跡の一部が復元されました。式典の後、記念講演が行われ、奈良文化財研究所名誉研究員の高瀬要一さんが、「かつらぎ町は、世界遺産丹生都比売神社があり、また佐野寺のような歴史的に重要な史跡があるまちです。そのことをもっと誇りに思って下さい」と話していました。

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