韓国ドラマ王になった男(日本語字幕・全24話) 放送は終了しました
ヨ・ジング主演!王の影武者となった男の、禁断の愛と数奇な運命の壮大な史劇
■イ・ビョンホン主演の大ヒット映画を、ヨ・ジング主演でドラマ化!
映画版では描かれなかった禁断のロマンスにも注目!
イ・ビョンホン主演で日本でも2013年に公開され大ヒットとなった『王になった男』をドラマ化。王座をめぐり激化する権力争いで混乱する朝鮮中期、王イ・ホンが自分の命を狙う勢力から逃れるため、自分とそっくりの道化師を身代わりにするストーリーはそのままに、映画版では描かれなかった王イ・ホンと道化師ハソン、王妃ソウンのラブロマンスが描かれる。その結末はいかに――?■時代劇の申し子 ヨ・ジングが一人二役で魅せる迫真の演技は必見!
正義感にあふれた道化師ハソンと狂気の王イ・ホンの一人二役を「絶対彼氏。」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」などで演技に定評のあるヨ・ジングが熱演!子役出身のヨ・ジングが凛々しく男らしくなった姿は、韓国でも大きな話題に!ある日突然王の身代わりになってしまったハソンの悲哀や葛藤、ホンが抱える闇と狂気を演じ分けるヨ・ジングに目が釘付けになる!■ヒロインのイ・セヨンを始め、脇を固める共演陣も豪華キャストが集結!
ハソンとイ・ホンに愛される王妃役には「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」のイ・セヨン、王の側近に「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」のキム・サンギョン、ハソンを支える内官に「パンドラ 小さな神の子供たちのチャン・グァン、王の政敵に「キミに猛ダッシュ~恋のゆくえは?~」のクォン・ヘヒョなどベテラン俳優が脇を固める。また、王の父親役でチャン・ヒョクが友情出演し話題となった。■同時間帯視聴率1位を獲得!
「運命のように君を愛してる」「カネの花~愛を閉ざした男~」のキム・ヒウォン監督が手掛けた本作は、陰謀渦巻く宮廷を舞台に、同じ顔をした2人の男と真実を知らず気持ちが揺れ動く王妃の運命を巧みに描いたストーリーが評価され、韓国では同時間帯1位の視聴率を獲得し、注目を集めた!キャスト
ヨ・ジング「絶対彼氏。<完全版>」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」イ・セヨン「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」
キム・サンギョン「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」「大王世宗[テワンセジョン]」
チョン・ヘヨン「九家(クガ)の書~千年に一度の恋~」
チャン・グァン「パンドラ 小さな神の子供たち」「華政[ファジョン]」
クォン・ヘヒョ「キミに猛ダッシュ~恋のゆくえは?~」
あらすじ
朝鮮王朝時代、道化師のハソン(ヨ・ジング)は妹たちと共に芸を披露しながら全国を旅しており、漢陽(ハニャン)を訪れた一行は、王のイ・ホン(ヨ・ジング/2役)を揶揄する芸を見せる。その場に居合わせた王の側近イ・ギュ(キム・サンギョン)はハソンの芸を止めさせようとするが、仮面をとったハソンの姿を見て思わず息をのむ。ハソンは王に瓜二つの顔立ちをしていたのだ。イ・ギュはハソンに王の影武者をさせるため、宮廷に連れてくる。宮中に渦巻く陰謀から、一度は宮廷を逃げ出すハソンだが、庶民がふみにじられる現実を知り、次第に本当の王になって世界を変えたいと願うようになる。一方、王妃のソウン(イ・セヨン)は冷酷な王から距離をおいていたが、ある日突然優しくなった王に戸惑いつつも、次第に惹かれていくのだった・・・。スタッフ
演出:キム・ヒウォン「運命のように君を愛してる」「カネの花~愛を閉ざした男~」脚本:キム・ソンドク「大王の夢」、シン・ハウン「アルゴン」
タイトル
王になった男放送日
毎週金曜 ひる12時あらすじ
■第24話
テレビ和歌山 1月26日(金)ひる12時
すべての罪が暴かれた大妃は、廃母となり毒薬を飲まされ最後を遂げる。
月日は経ち、「大同法」が全国各地で実施され太平の世となる。そんな中、世継ぎがいないことから、臣下から側室を迎え入れるようすすめられたハソンは、自分の子ではなく帾城君に譲位するつもりだとソウンに打ち明ける。譲位したら民に戻りたいというハソンに、ソウンは王宮の外でもずっと側にいることを約束する。譲位後、先に王宮を出たソウンの元へ行くはずだったハソンだが、大妃を支持する勢力に襲われる。
2年後、欅村でハソンを待ち続けるソウンはハソンらしき男を見つけて追うが見失ってしまう。ハシバミの実を噛んで願い事をすると、目の前にハソンが現れた。幻だと自分に言い聞かせるソウンだが、それは本物のハソンだった。
■第23話
テレビ和歌山 1月19日(金)ひる12時
ハソンはイ・ギュを救うため、晋平君とシン・チスを朝参に招く。朝参が始まり、密書の存在が明かされイ・ギュは罪を問われる。しかしギュはやみくもに明を敬い、後金との和親を悪とするシン・チスらに一石を投じる。ハソンに国の将来を託したギュは静寂を破り、護衛の剣を奪って晋平君を斬る、そしてイ・ギュもまた、護衛の剣によって斬られてしまう。その後、玉座を奪わんと反乱軍を連れ王宮に入ったシン・チスは、罠とも知らずハソンを追いかけ1人残される。目の前に現れたハソンに、大妃や反逆者らの首を持ってくると命乞いするが、ハソンはそれを許すことなく、その場で斬りつけて殺す。また、大妃を廃妃にするための計画を立てたハソンは大妃を便殿におびき出す。
■第22話
テレビ和歌山 1月12日(金)ひる12時
晋平君とシン・チスを中心とした反乱軍が城門を破る。地方に援軍を求めるも、到着まで4日かかる。それまで持ちこたえるための策を練るハソン。晋平君らは大妃に、密書を使って王を降伏させると言うが、肝心の密書が王宮にあることが分かる。またシン・チスは王を降伏させる代わりに晋平君ではない者を王座に就けようとしていることを大妃に伝え、2人は密約を交わす。一方、王宮では宣化堂が玉璽の押された文書が手元にあることをハソンに告白。密書に違いないと悟ったハソンはただちに持参するよう命じる。が、宣化堂は何者かに殺され、密書は奪われてしまう。
■第21話
テレビ和歌山 1月5日(金)ひる12時
獄中のシン・チスはハソンを呼び出し、イ・ギュが王イ・ホンを殺したことを告げ、用がなくなればハソンをも殺すだろうと脅す。イ・ギュは大妃に会い、府院君殺しの黒幕が大妃であることを自白させ、廃母につなげる。ハソンに王殺しついて問われたイ・ギュは、自らの罪を認め、ハソンの足手まといになると都承旨の職を辞すことを願い出る。その後、行商人に託した密書をシン・チスに奪われたことを知ったイ・ギュはシン・チスに会いに行くが、牢から抜け出したチスに捕らわれてしまう。
■第20話
テレビ和歌山 12月22日(金)ひる12時
牢獄でひそかに晋平君と会ったシン・チスは、王様を追いこむ密書があると明かす。その密書は後金の間者から奪った物で、姪の宣化堂の手に渡っていた。一方、王妃ソウンは、百花茶を飲み続けたために不妊になったことを医女から告げられる。その黒幕が大妃だと知り激怒するハソン。イ・ギュは大妃を廃母にする準備を始めるため、無実が明かされたソウンの父を迎えにいく。しかし、ソウンの父は既に何者かに殺されていた。
■第19話
テレビ和歌山 12月15日(金)ひる12時
シン・チスに正体を明かしたハソン。妹のダルレを救いたければ、イ・ギュを罪人として処罰するよう脅される。しかし尋問の場でハソンが罪人と名指ししたのはシン・チスだった。チスはハソンが王様の代わり役をする道化だと訴えるが、証人として呼ばれたダルレが「兄は死んだ」と証言し、さらにキム尚宮がチスの罪状を暴露したため、罪人として拷問を受ける。また、ハソンはイギョムを襲ったカプスの命を救い、イギョムに過酷な刑を科して妹の復讐を果たすのだった。
■第18話
テレビ和歌山 12月8日(金)ひる12時
国境を威嚇する後金と明国の狭間で、戦を避ける方法を考えるイ・ギュとハソン。イ・ギュは明国には援軍を送るまでの時間を稼ぎ、その間に後金に密書を送る計画を立てる。そんな中、大同法施行に関し民の意見を聞きにハソンは街へ出る。王の顔を確認しに街へ出たダルレとカプスは、シン・イギョムとすれ違う。イギョムがダルレを襲った男だと知ったカプスは、イギョムに襲いかかり義禁府に連行され、ダルレもシン・チスの使用人に捕まってしまう。ダルレが持っていた王の短刀を見たチスは、ハソンの正体を見極めるため、ギュの留守を狙って大殿を訪ねる。
■第17話
テレビ和歌山 12月1日(金)ひる12時
シン・チスは王の不在を知って明国の使者のいる開京まで自ら赴く。その頃、父ホジュンの流刑地に着いたソウンは父ホジュンと再会を喜び合う。一方、明国の使者が予定より一日早く都に到着し、王自ら詔書を取りに来るよう求めてきたため、イ・ギュが不在のハソンの代わりに会いに行く。父の流刑地で、ソウンは一人崖に行き身投げしようとするが、駆けつけたハソンに止められる。ハソンは自分のために生きてほしいとソウンに訴えるが、その最中刺客に矢で射られてしまう。都で明国の使者との面会を控え、気をもむイ・ギュであったが、ハソンが意識不明との報せを受け窮地に陥る。
■第16話
テレビ和歌山 11月24日(金)ひる12時
ハソンが王の代わり役だと知るソウン。イ・ギュから本物の王イ・ホンが死んだことを聞き、罪の意識を感じ王宮を出てしまう。イ・ギュは出ていったソウンの命を守るため王妃の座から降ろすよう求めるが、ハソンはソウンが必要だと連れ戻すことを決意。明国の使者が来る前に戻るとイ・ギュに約束し、ムヨンを連れて王宮を出る。ハソンの留守中イ・ギュは、王は王妃に出ていかれて乱心したと噂を流すが、大妃に王の不在を知られ、玉璽と兵符を渡せと迫られる。
■第15話
テレビ和歌山 11月17日(金)ひる12時
チュ・ホゴルの出自を嫌い、昇進を認めぬ儒者たち。だがハソンは身分制度にこだわる儒者たちを戒める。シン・チスはダルレが身を隠す寺を突き止め、手下とともに寺へ行く。だが、それを予測していたイ・ギュによって、ダルレはチュ・ホゴルの家にかくまわれ事なきを得る。ハソンに思いを伝えようと恋文をしたためるソウン。書庫の本の中にそっと恋文を忍ばせ戻ろうとした際、ハソンが書写した紙を見つける。だが王イ・ホンとは明らかに違う筆跡に気づいてしまう。
■第14話
テレビ和歌山 11月10日(金)ひる12時
王が本物か確かめにくる者がいると考えたイ・ギュは罠を仕掛ける。その罠にかかったキム尚宮を捕らえ、指示を出したシン・チスの自白を取ってくれば命を助けると約束する。しかしキム尚宮はチスの屋敷で姿を消し、チスが犯人だという証拠を得る道がなくなってしまう。追い込まれたイ・ギュとハソンは、チスの財源を絶つことを決意し、朝廷にて大同法の施行を宣言する。そんな中、惹かれ合うハソンとソウン。二人の気持ちを知ったイ・ギュはハソンに、ソウンへの気持ちを断ち切れと諭す。イ・ギュの教えに従い朝廷の改革を次々実行に移すハソン。晋平君やチスをはじめとする反対勢力との対立は深まるばかりだった。
■第13話
テレビ和歌山 10月27日(金)ひる12時
誕生日にソウンを書庫に呼び出したハソンは、以前書庫でソウンに告白されたのと同じように自分の思いを伝える。一方、朝廷から追い出されたシン・チスは、王と同じ顔の道化の話を聞き、晋平君と手を組んで王を陥れようと計画する。王の肖像画を書く絵師の遺体が発見され、その後すぐ王と道化がそっくりだという張り紙が貼られる。張り紙を見た男から、道化がイ・ギュの逗留する妓楼にいたと聞いたシン・チスは、ウンシムを利用してイ・ギュを呼び出す。
■第12話
テレビ和歌山 10月20日(金)ひる12時
シン・イギョムらの任命式が行われた。ハソンはイギョムを僻地に左遷し、他の者たちの昇進を取り消す。その中にはシン・チスの計らいで不正に職に就いていたキム進士もいた。キム進士は便殿でハソンを見て、かつて自宅に呼んだ道化の一員にそっくりだと気づく。イ・ギュは再度大同会の仲間を集め、キル師匠に託された「大同之契」を渡し、共に学び生きていくことを約束する。洞窟で意識を取り戻したイ・ホンはイ・ギュの用意した誕生日の祝い膳を食べる。その後イ・ギュに誘われ海へ行き祝い酒を飲むが、ホンは突如その場で倒れるのであった。
■第11話
テレビ和歌山 10月13日(金)ひる12時
王イ・ホンは左議政のシン・チスを王宮に呼び戻し、全権を任せると告げる。失望したイ・ギュは辞職を願い出るが、ホンはイ・ギュの仲間を捕らえ斬首刑に処すと脅す。穴に落とされたハソンが、ムヨンに引き上げられ王宮へ戻る。その頃、王は体調を崩し気を失う。そんな王を見て決意を固めたイ・ギュは玉璽を持ち出し王命として大妃殿を封鎖し、再度、王を王宮から離す。王宮に戻ったハソンは、大切な人を守れる力をもつ本物の王になりたいと告げる。そんなハソンにイ・ギュは今後どんな危険が迫ろうとも守ってやると約束する。
■第10話
テレビ和歌山 10月6日(金)ひる12時
ダルレの手を借りて寺を抜け出した王イ・ホンは、王宮に戻る。ハソンが王妃ソウンと市場の散策を楽しんで王宮に戻ると、ホンが待っていた。ホンは、不在中にハソンが都承旨イ・ギュと大同法を施行しようとしていたこと、ソウンとの距離を縮めていたことに憤り、都承旨にハソンを殺させようとした。しかしそれだけでは許せないホンは、山奥にハソンを捨て、トラの餌にするようムヨンに命じる。
■第9話
テレビ和歌山 9月29日(金)ひる12時
チュ・ホゴルは横領の証拠を提出し、さらにシン・イギョムに命を狙われたことを告白。イギョムは父チスからの鞭打ち100回の刑を受ける。一方、療養のため寺に身を寄せるハソンの妹ダルレは、東屋の中でハソンとそっくりな男を見かける。ギュは街中で物乞いに刺されるが、通りかかったホゴルに助けられ、妓楼に運ばれる。体が弱り、御医に静養を進められたソウンは王宮を離れるが、ハソンが恋しくなり早々と王宮に戻る。王宮へ戻る途中、重陽の節句で賑わう街を見物することにするが、ダルレの消息を探りに王宮を出ていたハソンと鉢合わせる。だがその頃、東屋から抜け出した王イ・ホンも街へと繰り出していた。
■第8話
テレビ和歌山 9月22日(金)ひる12時
ハソンはチュ・ホゴルの協力を得るため賭けをする。その結果ハソンは、ホゴルの心を得る。だがその矢先、シン・チスの策で戸曹に監察が入る。戸曹判書が罷免になれば、大同法の施行は困難となる。地方官吏が米を横流ししている証拠をつかむためにも、一刻も早くホゴルの力が必要となるが、ホゴルは命を狙われる。上奏の日、ギュが登庁しないことに気を揉むハソン。ところが上奏が始まると遅れてギュが現れる。引継書の疑惑を証明する証拠とともに。
■第7話
テレビ和歌山 9月15日(金)ひる12時
かつて夢見た世の中を作ろうと決意したイ・ギュは、大同会の仲間を集めるようウンシムに指示する。ハソンに王と同じ傷を負わせたイ・ギュは、内医院の診察を断らせ、他の者の拝謁を止めさせた。だが王妃ソウンだけは毎日のように薬を煎じて王宮を訪れ、ハソンとソウンの距離は縮まっていく。ソウンの頼みで民に施す救援米を集めるようシン・チスに命じるハソンだが、王室の財源を握るチスは、宮殿再興を口実に一蹴する。戸曹判書に救援米の件を相談するうちに、米で貢納品を統一する大同法の再施行の話が持ち上がるが、そのためには計算能力にたけたチュ・ホゴルの力が必要だった。
■第6話
テレビ和歌山 9月8日(金)ひる12時
宣化堂に毒を盛った犯人とされたのは、王妃付きのパク尚宮であった。取り調べが進む中、パク尚宮は毒殺され、王妃ソウンは窮地に陥る。しかし大妃がソウンを呪っていた証拠の品を、女官エヨンがパク尚宮の親族より手に入れる。何とかソウンを救いたいハソンは、大妃の罪を不問に付す代わりに、パク尚宮を殺害した犯人を差しだすよう迫る。実行犯の自白により廃妃を免れるソウン。いよいよ王宮を去る時が来たと覚悟を決めるハソン。一方、心を病んだ王の姿に衝撃を受けたイ・ギュは、ある決意を固めていた。
■第5話
テレビ和歌山 9月1日(金)ひる12時
狩りで、ハソンにシン・イギョムが同行することになった。怒りを抑えきれないハソンは、イギョムに矢を向けるが思い留まる。そして狩りの最中に刺客に矢を射られたハソンは、重要な手がかりとなる“矢じり”を都承旨に渡す。一方、冷酷な王に対し心を閉ざしていた王妃のソウンは、王の変化に気づき、次第に心惹かれていく。ある日、王妃を訪ねた側室の宣化堂と淑媛。出された茶を飲んだ宣化堂は、茶に入っていた毒により倒れてしまう。犯人捜しが始まる中、王妃に不利な証拠が見つかる。
■第4話
テレビ和歌山 8月25日(金)ひる12時
王宮から逃げ出したハソンだったが、妹ダルレを襲ったシン・イギョムに復讐するため、再び王宮に戻る。王イ・ホンは山奥の寺に身を潜めて療養する。しかし弟のユルを殺した罪悪感に苛まれ、まだ弟が生きているかのような幻聴が聞こえるようになる。朝廷では、大妃が王を引きずりおろそうと晋平君と機を狙っていた。晋平君は、狩りで王を暗殺する計画を立てる。そして左議政のシン・チスもまた、自分の配下の者たちを役職につけ、朝廷を支配しようと画策していた。
■第3話
テレビ和歌山 8月4日(金)ひる12時
王に会い、府院君斬首の命を受けたイ・ギュは勅書を作成する。しかしハソンは王妃との約束を守るため、府院君を流罪にする。ハソンの妹のダルレは、妓楼でシン・チスの息子に目をつけられてしまう。そして使用人に騙され、シン・チス邸に連れて行かれる。その頃、王に夜食を運んできた女官がその夜食を口にし死亡。ハソンは王の身代わりに死ぬ役目であることを悟り逃亡する。妓楼に戻り、妹の身に起きたことを知り、シン・チス邸に乗り込むハソン。しかし叩きのめされてしまう。
■第2話
テレビ和歌山 7月7日(金)ひる12時
策略により、王妃の父であり忠臣である府院君ユ・ホジュンは謀反の罪を着せられる。そのことで意気消沈する都承旨イ・ギュは、ある日妓楼で王と同じ顔の道化ハソンを見つける。対面する王と道化。そして王イ・ホンは王宮を抜け出し、道化のハソンは多額の財をもらうことを条件に、王の代わり役を引き受ける。イ・ギュとチョ内官から手ほどきを受けるハソン。だが左議政シン・チスが何者か知らなかったため、府院君を斬首に処す許可を与えてしまう。
■第1話
テレビ和歌山 6月30日(金)ひる12時
王の死により朝鮮の新王に即位したイ・ホンは、暗殺を恐れ眠れぬ夜を過ごしていた。そして恐怖に怯え、先王に縁のある者を次々と処刑していった。一方、王様を笑いの種にした出し物を演じる道化のハソンが、漢陽へとやってきた。だが都である漢陽では、王ではなく、王妃と側室の宣化堂を笑いの種にするのが流行していた。恐怖政治により絶対的地位を築いたホンだったが、いまだ暗殺に怯え、側近の都承旨イ・ギュに自らを守るための策を講じろと命じるのだった。
キャラクター&キャスト紹介
■ハソン
幼い時に両親を亡くし、乳飲み子の妹ダルレと共に道化一座を率いるガプスに引き取られて育つ。唯一の肉親、ダルレを大切にしている妹思いの兄。全国各地を放浪し、王様や両班など当時の支配階級に扮して風刺劇を演じる道化であるハソンは物真似の天才で、行く先々で笑いを巻き起こす。王様とうり二つの姿形とその物真似の才能により都承旨イ・ギュに見いだされ、王の代わり役を引き受けることになる。■イ・ホン
この世に生まれ落ちると同時に母親を亡くし、父親が寵愛していた側室を殺したという理由で父親からは疎んじられ、親の愛を知らずに育つ。都承旨イ・ギュの勧めでユ・ホジュンの娘ソウンを正室に迎え、一時は心に平穏を取り戻す。父親の崩御で王位に就くが、人間不信に陥り、異母弟である敬仁大君の命をも奪ってしまう。その後も悪夢におびえる日々を過ごし、心身ともに病む。Cast - ヨ・ジング
1997年8月13日生まれ。8歳の時、映画『サッド・ムービー』(05)でデビュー。「イルジメ~一枝梅~」(08)、「食客」(08)などでSBS演技大賞子役賞を受賞するなど天才子役と呼ばれて人気を博した。その他代表作は、「オレンジ・マーマレード」(15)、「テバク~運命の瞬間(とき)~」(16)など。人気急上昇中の若手演技派俳優。■ユ・ソウン
朝廷の官吏ユ・ホジュンの娘で、民を大切に思う善良な国母。父と懇意にしていた都承旨イ・ギュの勧めでイ・ホンの正室になる。薬におぼれて心を病み、聖君の道から外れていくイ・ホンとは距離を置いていたが、ある日突然、人が変わったように優しくなったイ・ホンに、東宮時代の温かいイ・ホンの姿を見つけ、再び心を寄せるようになる。Cast - イ・セヨン
1992年12月20日生まれ。子役から活躍し、「宮廷女官チャングムの誓い」ではクミョンの幼少時代を演じた。CMや広告モデルとしても活動し、「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」(16)に出演、2016年KBS演技大賞にてベストカップル賞を受賞し話題となる。その他代表作は「最高の一発~時空(とき)を超えて~」(17)など、圧倒的可愛らしさで人気を博している。■イ・ギュ
王命の伝達や王への報告を行う都承旨(今で言う首席補佐官)。良家の子息として生まれ、優秀な頭の持ち主。もともとは情に厚く慈悲深い性格だったが、師匠と仰ぐキル・サムボンが獄中で死んだことにより、冷徹で計算高い性格となる。身分の分け隔てなく、全ての民が幸せに暮らせる世の中を作ることを夢みていて、国を守るためにはどんな犠牲もいとわない。イ・ホンそっくりのハソンを見つけ、ハソンを王の代わり役に仕立てることを思いつく。Cast - キム・サンギョン
1972年6月1日生まれ。98年デビュー。02年『気まぐれな唇』で脚光を浴び、翌年『殺人の追憶』でブレイク。「大王世宗[テワンセジョン]」(08)『悪魔は誰だ』(13)などに出演。真面目なイメージから一変、本作ではコミカルな演技を披露し、KBS演技大賞優秀演技賞を受賞。その他「家族なのにどうして~ボクらの恋日記~」(14)など話題作に出演。■大妃
先王の継妃であり、敬仁大君の生母。実父である能昌府院君と共に敬仁大君を世子にすることを悲願としていたが、先王の突然の崩御により、謀反の罪を着せられた父親と息子を失うこととなり、イ・ホンに復讐心を燃やす。大妃は国法により、王の崩御時に後継者を推戴できる権限を持つと定められているため、晋平君と結託し、イ・ホンに刺客を送ったり、毒を盛るなどの数々の謀略を図る。Cast - チャン・ヨンナム
95年に劇団「木花(モックァ)レパートリー」に入団、「ロミオとジュリエット」でデビューし、新人ながらも卓越した演技力と美貌で注目を集め、「演劇界のイ・ヨンエ」と称された。2001年に百想芸術大賞演劇部門で新人賞を受賞。その後、舞台で培った演技力で数々のドラマ、映画に出演し、2013年SBS演技大賞では長編ドラマ部門で特別演技賞を受賞した。■シン・チス
貧しい家の出だが、自身の野望と目的達成のためには手段を選ばない強引なやり方で朝廷の有力者となる。自らがのし上がるためにイ・ホンを王座に就け、功臣として左議政に上り詰めたうえ、姪の宣化堂を王の側室として後宮に入れる。さらには目障りな存在である正室ソウンの父親ユ・ホジュンに謀反の罪を着せることで、ソウンを廃妃にし、宣化堂を正室にしようとたくらむ。Cast - クォン・へヒョ
1965年11月6日生まれ。1990年に舞台「泗川の優しい女」 でデビュー。名脇役として数々のドラマや映画に出演。2002年に出演した「冬のソナタ」により日本でも知名度を上げ、「私の名前はキム・サムスン」(05)、「エアーシティー」(07)、「カインとアベル」(09)などの人気ドラマに出演し、個性的な演技を見せた。本作ではこれまでのイメージを一新し、悪役を演じきり話題を集める。■宣化堂
左議政シン・チスの姪で、思慮深さとは無縁の性格。生まれ持った美貌により、伯父であるシンに目をかけられ、イ・ホンの側室となって後宮入りする。イ・ホンに愛されたいと願うが、相手にされることはなく、王妃ソウンに八つ当たりをすることもしばしば。シン・チスの謀略のために、本当の姪にもかかわらず、毒を飲まされてしまう。Cast - ソ・ユナ
1988年9月26日生まれ。中学生の時、2001年「麦わら帽子」でデビュー。さまざまな映画やドラマで端役として出演し、長年にわたり下積みを経験する。2015年「星になって輝く」でヒロインの恋敵に抜擢され、ドラマの視聴率は振るわなかったものの、注目を浴びる。その後、「幸せをくれる人」(16)「適齢期惑々ロマンス~お父さんが変! ?」(17)などに出演。■ダルレ
ハソンの妹。面倒見のよい兄ハソンと、育ててくれたガプスを親代わりとして慕っている。妓楼で道化を演じることになったハソンやガプスらと共に、ダルレもまた妓楼に身を寄せるが、妓楼に出入りするシン・チスの息子イギョムに目を付けられる。ある日、妓楼から連れ去られた兄に会わせてやるという言葉を信じてついて行った結果、乱暴されてしまい、そのショックから失語症になる。Cast - シン・スヨン
2004年11月29日生まれ。5歳の時、「明日に向かってハイキック」でデビュー。かわいらしい顔だちと演技力で当代きっての人気子役となり、「逆転の女王」(10) 「花たちの戦い~宮廷残酷史」(13)「応答せよ1994」(13)「私はチャン・ボリ」(14)「ドクター異邦人」(14)「ヒーラー」(14)「愛人がいます」(15)「師任堂、色の日記」(17)「夫婦の世界」」(20)など話題作に続々出演。■チョ内官
王様のお側付きの宦官。都承旨に命じられてハソンの監視役兼世話役となる。物静かな性格で出世にも無欲だったが、明るいハソンの影響を受け、次第に饒舌となる。ハソンのことを自分の息子のようにかわいがり、ハソンのこととなると、その年齢に似つかわしくない機敏な動きを見せる。漢字を教える時だけはスパルタだが、それ以外では常に優しくハソンの強い味方になる。Cast - チャン・グァン
1952年1月5日生まれ。1978年に声優としてKBSに採用される。声優としてアニメーションに出演多数。俳優としてのキャリアも多彩で「トガニ 幼き瞳の告発」(11)や本作の原案となった映画版「光海~王になった男~」にも出演。ドラマも「第四共和国」(95)、「三金時代」などの社会派ドラマや「火の女神 ジョンイ」(13)、「花おじいさん捜査隊」(14)「華政」(15)などの人気ドラマで脇を固めている。■チャン・ムヨン役
王を護衛する武官。先の乱で王を守って死んだ兄を誇りに思い、自身も王に忠誠を尽くして名誉ある死を遂げたいと願っている。男らしい性格で、刀の達人。王がイ・ホンではなく偽者のハソンだと分かり、一度はイ・ホンの命令によりハソンを殺そうとするが、ハソンの人となりに触れ、最終的にはハソンと運命を共にすると決める男気あふれる人物。Cast - ユン・ジョンソク
1992年5月28日生まれ。2017年「君を守りたい~SAVE ME~」では高校生役でデビュー。話題作「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」(18年)、「客-ザ・ゲスト-」(18)などに出演。本作では忠誠心が強い護衛武士役で鮮烈な印象を残し、今後の活躍が期待されるライジングスターとして注目を浴びている。■ウンシム
都承旨イ・ギュが頻繁に出入りする妓楼の妓女。美しい伽耶琴の名手で、イ・ギュのよき理解者。その昔、妓女の修練を終えた頃、イ・ギュに水揚げを頼むが断られてしまう。それ以来、互いに好意を持ちつつも口には出さない微妙な関係を続けている。シン・イギョムの事件が起こったことに責任を感じ、イ・ギュに内緒でダルレの面倒を見ることをハソンに約束する。Cast - チョン・ヘヨン
1993年にSBSの公募採用タレントとしてデビュー。1996年「幸せの始まり」でSBS演技大賞で新人賞を受賞。清楚なイメージを一新するコミカルな演技により評価され、2001年「恋人たち」ではMBC演芸大賞シットコム部門新人賞を受賞。以降、「火の鳥」(04)、「弁護士~あなたに捧げる罪」(05)、「九家の書~千年に一度の恋~」(10)などドラマに出演する傍ら、貧しい子供たちを救う慈善活動も行う。■敬仁大君
先王と大妃の息子。先王の崩御後、まだ幼い敬仁大君を世子冊封する機運が高まると、それを脅威に感じた異母兄イ・ホンによって王宮の外へと追放され、毒殺されてしまう。Cast - イ・ジュウォン
2011年生まれ。本作では異母兄であるイ・ホンを慕いながらも謀略により命を落とす敬仁大君役を熱演し、視聴者の涙を誘った。■シン・イギョム
左議政シン・チスの息子で、司諫院の官吏。左議政の息子という高い地位を利用して悪行を重ね、問題になるたびに父親が解決してきた。ある日、妓楼で見かけたダルレに目を付け乱暴するが、それを知ったハソンが家に乗り込んでくると、父親が犬一匹の代金2両を支払って解決する。この一件がきっかけとなり、ハソンは王様の代わり役を引き受けることになる。Cast - チェ・ギュジン
1996年3月12日生まれ。成均館大学演技芸術科に在学中。2013年「花を咲かせろ!イ・テベク」でデビュー。「甘くない女たち付岩洞<プアムドン>の復讐者~」(17)に出演。今後の活躍が期待される若手俳優の1人。■チュ・ホゴル
一度見た数字は覚えてしまう朝鮮一の数学の天才。両班の父親を持つが、母親が奴婢であるため日の目を見られず、全ての希望を捨てて勝負事に明け暮れる日々を送る。そんなある日、都承旨イ・ギュの強い後押しがあって王宮に出仕することとなる。誰もが幸せに暮らせる世の中を作ると言ったイ・ギュを兄貴として慕い、イ・ギュとハソンが進める大同法(貢納品を米に統一する納税制度)施行の立役者となる。Cast - イ・ギュハン
1980年8月4日生まれ。高校在学中に「愛と成功」(98)でデビュー。その後、「カイスト」(99)「お熱いのがお好き」(00)に出演。「私の名前はキム・サムスン」(05)でサムスンの元彼役を演じて知名度を上げ、日本の韓国ドラマファンにも知られるようになる。近年も「金持ちの息子」(18)「ソウルメイト」(19)など話題作に出演している。相関図
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