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神社姫(じんじゃひめ)
文政2年(1819年)4月18日、肥前国のある浜辺に、全長約6メートルの、角のはえた、人面、魚身の妖怪が現れ、「我は龍宮よりの使い、神社姫だ。向こう7年は豊作だが、その後にコロリという病が流行る。しかし我の写し絵を見ればその難を逃れることができるだろう」と予言した。その後、「神社姫」の写し絵は疫病よけの護符やお守りとなり、全国に広まった。日本でコレラが流行したとき、『コロリ』と名が似ていることから、この神社姫の写し絵が疫病よけの護符として、再び脚光を浴びた。このコロリという病、コロナとも似ていることから、神社姫の絵はきっと疫病退散のご利益があると信じ、描きました。

(画・マエオカテツヤ)

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ぜひ皆さんもこの絵をダウンロードして、新型コロナウィルス終息を願いましょう。