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智辯和歌山が準々決勝

2025-03-26(水) 18:54

兵庫県の阪神甲子園球場で行われている第97回選抜高校野球大会。大会9日目、今日の第3試合で智辯学園和歌山高校が準々決勝に臨み、広島商業高校と対戦しました。
準々決勝の相手は、一昨日の2回戦で東洋大姫路に勝利した広島商業です。今大会初めて後攻めの智辯和歌山。1回裏、1アウト1塁で3番山下がレフトフェンス直撃の3ベースヒットを放ち、先制します。続く4番福元はライト前へ運び、山下がホームイン。2点目をあげました。智辯和歌山は2回裏にも、9番黒川のスリーバントスクイズや2番奥の2点タイムリーヒットで3点を取り、5対0とリードを広げます。智辯和歌山の先発は、昨日の2回戦から連投となる先発の渡邉。切れのあるストレートに、カーブ、スライダーなどを織り交ぜたテンポの良いピッチングで、8回まで4安打無失点に抑えます。8回裏には5番荒井、6番山田凜虎の連続タイムリー2ベースで2点を追加した智辯和歌山。9回は宮口が締め、7対0。広島商業に勝利し、センバツでは第90回記念大会以来、7年ぶり5回目のベスト4進出を決めました。明日は休養日のため試合がなく、智辯和歌山の準決勝は大会10日目、今月28日の第2試合で、埼玉・浦和実業高校と対戦します。
中谷仁監督は「広島商に勝てて良かったというか、嬉しいです。先制点を取れたのは大きかったです。渡邉は今日も素晴らしいとしか言いようがないくらいのピッチングでした」と、また、渡邉颯人投手は「テンポ良く投げられた結果がチームの勝ちにつながったので、本当に勝てて良かったです。この調子で次も勝たせられるピッチングをしたいと思っています」、さらに、山田希翔主将「まだまだ課題の部分が今日の試合でも出たので、改善しながら1試合1試合チームとして良くなっていけるようにやっていきたいなと思っています」とコメントしました。

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