2024-09-29（日） 16:10

性的少数の人たちが差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指すイベントが昨日と今日の２日間、和歌山市で開かれました。「レインボーフェスタ和歌山２０２４」と題したこのイベントでは、昨日と今日の２日間、映画の上映やトークショー、音楽演奏など様々な催しが和歌山市の和歌浦芸術区や和歌山城砂の丸広場で繰り広げられました。このうち今日は岸本知事らを先頭におよそ１５０人が和歌山城のまわりおよそ２・５キロを１時間かけてゆっくりと歩き、ＬＧＢＴＱ、性的少数の人たちが差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を訴えました。イベントは、性的少数の人たちや支援者らでつくる実行委員会が平成２９年から毎年開いていて、実行委員長の安西美樹さんさんは、「性的少数者と言われる人への理解は年々広がっていますが、このイベントを通してさらに理解を深めてもらえれば」と話していました。