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日前宮で「薪能」
2026-04-09(木) 14:39
和歌山市の日前宮で昨夜恒例の薪能が行われ、訪れた人達が、薪が照らす幻想的な舞台を堪能しました。和歌山市秋月の日前宮は、日前神宮、國懸神宮の総称で芸事の神様「鈿女命」を祀っています。毎年、狂言や能など古典芸能を楽しんでもらおうと「薪能」を開催していて、この日は、室町時代から続く大和猿楽の流派大蔵流が狂言「灌ぎ川」を、能楽シテ方の最大流派観世流が「鞍馬天狗」を披露しました。このうち、「鞍馬天狗」は京都の鞍馬山に棲む大天狗とのちに戦国武将として活躍する牛若丸、源 義経との出会いを描いた物語です。牛若丸の資質を見抜いた大天狗が武芸を授け、牛若丸が成長していく過程が笛や太鼓の心地よい音色と「詞章」と呼ばれる古典芸能独特の言い回しで表現されています。舞台は薪の炎に照らされ、訪れた人たちは幽玄の世界を楽しんでいました。