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補陀洛山寺「春まつり」
2026-05-17(日) 17:17
補陀落渡海の信仰で知られる那智勝浦町の世界遺産・補陀洛山寺で今日「春まつり」が営まれました。那智山青岸渡寺の別院、補陀洛山寺の本堂では熊野修験の山伏をはじめ、およそ50人が参列し、開帳された国の重要文化財の本尊「三貌十一面千手千眼観世音菩薩」に手を合わせました。補陀落渡海は、南方の彼方にあるとされた観音浄土「補陀落山」を目指して船出する宗教儀礼で、渡海上人が舟に乗り込むと出入口を塞がれ、外に出られないようにした状態で、出航したとされていて、平安時代から江戸時代まで続きました。先祖供養の法要のあと、熊野修験の山伏のほら貝が鳴り響く中、※高木智英住職が護摩をたき、参列者が「身体健全」などの願いを書いた護摩木を火の中に投じました。このあと住職と山伏らが歴代住職の墓の前で追善供養を営みました。高木住職は、「長きにわたって信仰を伝えて下さった歴代の住職、渡海上人への感謝の気持ちと世界平和を願いました」と話していました。※高=「はしご高」