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「下村観山展」明日から

2026-05-29(金) 17:10

県内では45年ぶりの回顧展となる下村観山展が明日から和歌山市の県立近代美術館で始まります。明日からの回顧展を前に今日は開会式と内覧会が行われました。下村観山は現在の和歌山市出身で、明治から昭和初期に活躍した日本画家です。展覧会には、観山の作品や資料、合わせて194点が展示され、西洋絵画の遠近感や写実性のある表現を融合させた革新的な日本画を鑑賞できます。中でも、国指定重要文化財の「弱法師」は、江戸時代の能楽師の家に生まれた観山がルーツである能の演目をモチーフとして屏風に描いたもので、奥行きと立体感を感じられるものとなっています。宮本久宣主任学芸員は「下村観山は和歌山に生まれた先人でありながら地元には作品があまり残っていません。国内外の重要な作品を見られる特別な機会なので、その生涯と芸術、また観山を取り巻く社会的な背景を知ってほしい」と話していました。下村観山展は明日から7月20日までで、重要文化財の弱法師は6月28日まで観覧できます。

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