2020.05.31(日) 14:00~15:55 放送

バードマン あるいは
(無知がもたらす予期せぬ奇跡)-Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)-

2014年 アメリカ

監督

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

出演

マイケル・キートン
エドワード・ノートン
エマ・ストーン

© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

かつてのハリウッドスターが再起を夢みて・・

かつて栄光をきわめたハリウッドスターが、再起を夢見て奮闘する姿を
現実と虚構を用いて表現したファンタジー映画の名作。

世界中の映画ファンに愛されていた スーパーヒーロー
「バードマン」で主役を演じていたリーガン・トムソン。
しかし、それ以降は、ヒット作に恵まれず 公私とも
トラブル続きだったリーガンは、かつての栄光を取り戻すため
周囲の反対を押し切りニューヨーク ブロードウェイの舞台に挑みます。
映画スターのリーガンにとってブロードウェイは未知の領域であり
かつ 共演俳優マイクの勝手なふるまいや
愛する娘サムの暴走など頭を悩ませることばかりが続きます。
更に映画の中のキャラクターでしかないはずの
‘バードマン‘が目の前に現れ、まるでココロを見透かすかのような助言を
投げかけてくるため リーガンは、ますます情緒不安定になっていきます。
やがて、彼が、全てを掛けた舞台の幕が上がるのですが・・

失った名声を取り戻すため奮闘するかつてのハリウッドスター
 リーガン・トムスンに、「バッドマン」「スポットライト」の
マイケル・キートン。
リーガンを小ばかにして困らせるブロードウェイの人気俳優
マイク・シャイナーには、「ファィト・クラブ」のエドワード・ノートン。
素行の悪さからリーガンを悩ませる娘サムに
「アメイジング・スパイダーマン」「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン。
監督は「バベル」「レヴェナント:蘇えりし者」など
名作を生み出してきたメキシコ映画界の至宝
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥです。

追い詰められたリーガンが、最後に出した答えとは・・・
現実と空想の間をいきかうヒューマンドラマの傑作です。

この役を演じれるのは、キートンのみ

昔からの映画ファンなら今作のリーガン役は、まさに名優マイケル・キートンの為に用意されたものであることを気づくことでしょう。
彼を一躍スターにまで押し上げた、1989年公開の「バットマン」で
主役のバットマン=ブルース・ウェインを演じたキートンとオーバーラップさせてしまうからです。キートン自身もバットマンのイメージが、定着することを嫌がり、大ヒット人気シリーズを2作で降板しましたが、劇中のリーガンの叫びには、そんな彼の実際の思いも含まれていたのではないのでしょうか。

「バットマン」

キートンをハリウッドの大スターにまで押し上げたエポックメイキング的な作品。ティム・バートンの独特な才能も相まって世界中で大ヒットしました。

「ザ・ペーパー」

キートンの古くからの盟友ロン・ハワードと組んだ人間群像劇の傑作。アメリカのタブレット紙で起こる一日を描いた作品です。

「スポットライト 世紀のスクープ」

第88回アカデミー賞で作品賞・脚本賞に輝き 実際に起こったカトリック司祭による子供への性的虐待事件を映画化キートンは事件の真相に挑む日刊紙「ボストン・グローブ」の取材チームのリーダーを演じています。

未見の方は、是非DVDをレンタルしてください。

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