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2026-03-25(水) 15:33
近い将来の発生が予想されている南海トラフ地震に関する県の津波浸水想定などが見直され、今日公表されました。これは今日の定例会見で※宮崎知事が公表したものです。県では、平成25年に南海トラフ地震の津波浸水想定を、26年には地震被害想定をそれぞれ公表していますが、当時の想定からおよそ10年が経過し、去年3月には内閣府が被害想定を見直したことから、県は、最新の科学的な知見や直近の地形データなどを反映させた想定の見直しを進めています。津波浸水想定の見直しでは、およそ100年周期で発生する「発生頻度の高い地震」と、想定外に対応するため「最大クラスの巨大地震」の2つのパターンで検討し、各市町村で最大値となる1地点を示して前回の結果と比較しました。このうち、発生頻度の高い地震では、最大津波高が串本町で11メートル、那智勝浦町で9メートルとそれぞれ1メートル高くなったほか、第一波最大津波の到達時間が串本町で5分から8分に3分遅くなった一方、和歌山市で52分、印南町で23分、田辺市で24分とそれぞれ1分早くなりました。最大クラスの巨大地震では、最大津波高がすさみ町で20メートル、串本町で18メートルとそれぞれ1メートル高くなり、新宮市で13メートルと、1メートル低くなりました。また、津波高1メートルの到達時間は串本町の樫野で国内で最も速い1分と、前回より2分早くなったほか、那智勝浦町と太地町は2分と、前回より1分早くなりました。このほか、地震動予測では、いずれのパターンも一部の町で最大震度の階級に上下はあったものの、県全域では大幅な変化はありませんでした。この想定は自治体のハザードマップに反映され、県は、来年度中に被害想定と具体的な対策を公表する予定です。※崎=旁上部「立」