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南海フェリー 事業撤退へ

2026-03-30(月) 21:19

南海電鉄は、子会社の南海フェリーの事業について、令和3年度以降債務超過が続いているとして、再来年3月末を目途に事業から撤退すると発表しました。
和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーは昭和50年に設立、南海電鉄によりますと、データが残る平成2年度以降で、平成7年度の旅客数97万人、乗用車と貨物車合わせて29万1000台がピークで、令和6年度は旅客数35万7000人、乗用車と貨物車合わせて11万5000台まで減少しています。平成10年の神戸淡路鳴門自動車道の開通や人口減少、令和2年度以降の新型コロナの感染拡大が大幅な収入減少につながったとしていて、特にコロナ禍の打撃は深刻で、令和3年度以降、債務超過が続いています。南海フェリーを巡っては、これまで和歌山県や徳島県などが支援策を展開、南海フェリーも経営の合理化やコスト削減に努めたものの、近年の燃料費の高騰もあり、収支改善には至っていません。こうしたことから南海電鉄は今日、再来年の令和10年3月末を目途にフェリー事業から撤退すると発表、船や設備の老朽化や従業員の確保など、安全な運航に支障が出るおそれがある場合は、撤退時期を早める場合があるとしています。
南海電鉄の発表を受けて※宮崎知事は、「大変残念。航路存続も視野に入れながら、国や徳島県、和歌山市をはじめとした関係者と連携し、事業撤退に伴う影響を最小限に留められるよう対応する」とコメントしています。  ※崎→旁上部「立」

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