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島精機製作所 決算
2026-05-08(金) 20:29
和歌山市に本社を置くコンピュータ横編機のメーカー島精機製作所の期末連結決算は、営業損失が17億円余りと2期連続の赤字となりましたが、経常利益は28億800万円と黒字に回復しました。島精機製作所の令和8年3月期の連結決算は、売上高が前期比3.0%増の335億900万円、営業損失が17億2000万円、経常利益は2億8800万円で、2年ぶりの黒字となりました。前の期で一過性の費用や損失を多額に計上した一方、当期ではこれらの発生が大幅に減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は8億5600万円となりました。アジアでは、先進国向けニット製品の生産拠点となっているバングラデシュでの反政府デモによる混乱の平常化に伴い受注が回復基調となっているほか、ヨーロッパではイタリア市場で景気回復の兆候が見られ、ホールガーメント横編機の販売台数が増加しました。島精機では、中東情勢の緊迫化など先行き不透明な状況でコスト増や受注減などのリスクが生じる可能性があるとした一方、投入が遅れていた新機種で、価格を抑えたコストパフォーマンスモデルの早期展開を図ることなどで売り上げや利益の確保を目指す考えで、来年3月期の連結業績予想については、売上高で22.4%増の410億円、経常利益を246.3%増の10億円、親会社株主に帰属する当期純利益を5.1%増の9億円と見込んでいます。