WTVニュースNews
ニュース検索
新たに2件 県指定文化財に
2026-04-06(月) 17:52
江戸時代を代表する絵師の一人、長沢芦雪が描いた障壁画など2件が、新たに県の指定文化財に指定されました。
このほど、県の指定文化財に指定されたのは、田辺市稲成町の高山寺が所有する「紙本墨画朝顔に蛙図 長沢芦雪筆 襖貼付6面」と、御坊市薗の小竹八幡神社の祭礼「御坊祭」です。
「紙本墨画朝顔に蛙図」は、江戸時代に活躍した絵師長沢芦雪が描いた水墨画で、縦およそ177センチ、左4面が横およそ108センチ、右2面が横およそ85センチの合わせて6面で、平成9年に襖に仕立て直す修理が行われました。襖を横断し、一筆で朝顔の伸びやかな蔓が描かれるなど、しなやかで大胆な構図で、月や二匹の蛙が晩夏から初秋の涼しく温潤な情景を表しています。また、御坊市薗の小竹八幡神社で毎年10月4日と5日に行われている祭礼「御坊祭」は、10組の氏子組ごとに花飾りの笠と色鮮やかな衣装で舞う「戯瓢踊(けほんおどり)」や、白塗りの子供を乗せた太鼓台が勇壮に町内を練り歩く「四つ太鼓」など多彩な芸能や屋台を奉納することが特徴で、日高地域最大の祭りとなっています。これで県指定文化財は592件となりました。
なお、無形文化財の関口新心流柔術・居合術・剣術の保持者として、和歌山市在住の関口正太郎さんが追加認定された一方、天然記念物で印南町樮川の真妻神社のホルトノキは、枯死が確認されたため、指定が解除されました。