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旧国宝 太刀「光世」復元へCF開始

2026-07-13(月) 19:28

八代将軍徳川吉宗の拾い親の神社として知られる和歌山市の刺田比古神社は、吉宗から寄進され、空襲によって刀身を残して焼失した旧国宝の太刀「光世」を将来復元しようと、最新技術による調査などを行うため、今日からクラウドファンディングによる支援金の募集を始めました。太刀「光世」は、平安末期から続く刀工の一門、三池派の典太光世の鎌倉末期の作で、天下五剣の一つ、「大典太光世」の兄弟刀とされています。八代将軍徳川吉宗が寄進したもので、大正時代に国宝に指定されたものの昭和20年の和歌山大空襲で社殿とともに焼け、刀身が熱で炭化したほか、金箔があしらわれた鞘や鍔、漆塗りの太刀の箱が焼失しました。神社では、本来の光世の姿を蘇らせようと、紀美野町の博物模型専門会社と県立博物館の協力のもと、吉宗が熊野速玉大社や紀州東照宮などに寄進した同じこしらえの太刀などを3D技術で詳しく解析してレプリカをつくり、将来の真剣による復元への足掛かりとすることを目指しています。この取り組みに向け、神社は今日からクラウドファンディングでの支援金の募集を始めたもので、目標金額は350万円、9月10日まで募集するということです。刺田比古神社の岡本和宜禰宜は、「刀自体はいわゆる戦災遺産ですので、それを「物」として伝えていくこと。今の技術で昔のものを知ってもらうことがさらに将来につながるのでは。それをきっかけに和歌山の歴史、事実をいろんな形で伝えていければ、意義あるものになるのでは」と話していました。

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