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企画展「秀吉・秀長と和歌山」
2026-08-14(金) 14:57
戦国時代に紀州を平定したのちの豊臣秀吉や弟の秀長らと、その時期の和歌山に関わる資料などを集めた企画展が和歌山市立博物館で開かれています。企画展「秀吉・秀長と和歌山」では、戦国の世に激動の時代を迎えた和歌山の様子を今に伝える72件の資料が展示されています。信長の紀州攻めで落とされた雑賀衆の城・中野城跡から出土した陶磁器や、雑賀衆の拠点の一つで現在の本願寺鷺森別院に築かれた、堀にかけられた橋の橋脚、雑賀鉢と呼ばれる雑賀衆の兜や火縄銃からは、当時の和歌山の緊迫した様子が伝わってくるようです。このほか、秀吉による太田城の水攻めを描いた絵の実物や、秀吉の紀州平定後に秀長が紀南の有力者に送った治安維持に関する直筆の書状など、権力者の支配下に置かれていく和歌山の様子も見て取れます。和歌山市立博物館の冨永里菜館長は、「天下人となっていく信長や秀吉・秀長兄弟らと戦った雑賀衆に焦点を当てた資料などを通して、戦国時代の和歌山の様子を見ていただければ」と話しています。この企画展は10月4日まで開かれています。