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国登録有形文化財 新たに5件
2026-04-09(木) 14:42
高野町の高野山高校講堂など2か所5件の建造物が新たに国の登録有形文化財に登録されることになりました。新たに国の登録有形文化財に登録されるのは、高野町の高野山高校の講堂と校門の2件と、同じく高野町の宝城院の本堂など3件です。高野山高校は古義真言宗尋常中学林として明治19年に創立、大正14年に現在の場所へ移転しました。昭和11年に建設された講堂は、木造平屋、鉄板葺きの建物で、外陣と内陣、両脇間で構成され、周囲には板敷きの回廊が巡らされています。126畳の畳敷きの外陣に柱はなく、ガラスを多用することで明るく開放的な大空間となっていて、信仰と教育の場として使用される高野山ならではの信仰文化が融合した貴重な建物として評価されました。また、宝城院は壇上伽藍の北側にある高野山真言宗の寺院で、木造平屋建、瓦型銅板葺きの本堂、および護摩堂は、形式手法から江戸時代後期の建設とみられています。本堂の北側に護摩堂を並べた複合仏堂は、高野山で多く見られる寺院建築であり、客殿、庫裏、山門とともに高野山の寺院建築の特徴を残し、歴史的景観の形成に寄与していると評価されました。いずれも、このほど開かれた国の文化審議会が文部科学大臣に登録するよう答申したもので、登録されれば、県内の建造物の登録有形文化財は407件となります。