WTVニュースNews

エ号遭難事故 追悼式典

2026-09-16(水) 16:07

串本町大島沖でトルコの軍艦「エルトゥールル号」が遭難した事故から今日で136年です。慰霊碑前では亡くなった乗組員を追悼する式典が開かれました。明治23年、1890年のエルトゥールル号の遭難事故では乗組員のうち587人が亡くなり、69人が地元の住民によって救助されました。これが縁で、日本とトルコの友好の歴史が始まったとされます。冷たい雨が降り続く中、樫野崎のトルコ軍艦遭難慰霊碑前で行われた式典には、串本町の田嶋勝正町長や地元の区長、駐日トルコ共和国大使館のムスタファ・エルマス駐在武官らおよそ40人が参列。全員で黙とうしたあとエルマス駐在武官が、「トルコと日本の間に育まれた長きに渡る友好と連帯が、世代を超えて一層強く受け継つがれていくことを心より願います」と追悼の辞を述べました。続いて出席者が順に慰霊碑に花を手向けたほか、地元の大島小学校の児童が追悼歌を斉唱、祖国から遠く離れた串本の地で命を落とした将兵たちの安らかな冥福を祈りました。串本町の田嶋勝正町長は、「136年前に(大島)島民の行った行為を日本全国に知ってもらいたい。世界的に難しい時代を迎えているが、相手を思う気持ちがあれば平和を続けていけると思う。今後も式典を続け、そうした思いを発信していきたい」と話しました。

ニュース一覧
公式SNSアカウント