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検定試験の監督料を着服で懲戒免職

2025-01-24(金) 19:32

県教育委員会は今日、検定試験の監督料を着服するなどしたとして、和歌山市の県立高校の男性教諭を懲戒免職処分にしたほか、去年、和歌山市の特別支援学校で体罰を加えた男性教諭を戒告の懲戒処分にしました。
県教育委員会によりますと、今日付けで懲戒免職処分を受けた和歌山市の県立和歌山工業高校の58歳の男性教諭は、令和2年度から昨年度までの間、検定試験の監督者に支払うべき試験監督料を適正に支払わず、合わせて11万2000円を着服していたということです。さらに、この男性教諭は令和4年度から去年5月までに外部団体から受け取った支援金42万円についても不適正な会計処理を行っていたということです。
また、今日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは、和歌山市の特別支援学校に勤務する61歳の男性教諭で、県教委によりますと、男性教諭は、去年6月、小学4年生の男子児童が屋外から靴を履き替えずに教室へ戻ろうとした際、頬や膝を叩く体罰を加えたということです。児童にけがはなく、男性教諭は、事実を認め、保護者に謝罪したということです。
今年度の県教委の教職員の処分は懲戒処分が4件目で懲戒免職処分は2件目となります。

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