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和歌山市人権講座 西畑保さん講演

2026-01-22(木) 18:50

妻に感謝を込めた手紙を書きたいと、64歳から夜間学校で読み書きを習い始めた実話が、去年映画化された西畑保さんの講演会が今日、和歌山市で開かれました。
この講演会は、和歌山市の人権講座として開かれ、会場となった和歌山城ホールにはおよそ300人が集まりました。講演では、奈良市の「春日夜間中学校を育てる会」幹事の西畑保さんが、これまでの経験や、全国に夜間中学校を設立する意義について話しました。西畑さんは90歳。現在の新宮市の山間部で、炭焼き小屋で育ち、貧しさから教師や他の児童に差別的な扱いを受けて、小学2年生で学校に通えなくなりました。読み書きができないことが生活上の大きな障壁となることを経験する中、西畑さんは64歳の時、妻に感謝の気持ちを伝える手紙を書きたいと一念発起し、奈良市立春日夜間中学校に通いはじめ、令和2年に卒業、この実話が去年、「35年目のラブレター」として映画化されました。西畑さんは、「今の人生があるのは妻と職場と夜間中学との出会い。夜間中学校は人生を変える素晴らしいところ」と話し、和歌山市に去年初めて、夜間学校のあけぼの中学校ができたことを喜んでいました。

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