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  • 2014-10-22(水) 15:01
農林水産省は国際連合食糧農業機関「FAO」が認定する「世界農業遺産」の申請地域にみなべ町と田辺市が取り組む「みなべ・田辺の梅システム」を承認しました。これによって世界農業遺産認定に向け大きく躍進することになります。
農林水産省の承認を得たことを受け月21日、みなべ町役場でみなべ町の小谷芳正町長と田辺市の真砂充敏市長が記者会見を開きました。
世界農業遺産認定への取り組みは全国一の生産量を誇る梅を地域の活性化に繋げようと今年5月にみなべ町と田辺市が中心となり県や農協、観光関係をはじめ有識者らで「みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会」を設立し、農林水産省に認定申請書や保全計画書などを提出していました。
「世界農業遺産」は地域環境を生かした伝統的農法や、生物の多様性、農村文化、景観が守られた土地などを生かした「農業のシステム」を次世代に継承していく事を目的に平成14年にイタリアのローマを本部に創設されました。
「世界農業遺産」に認定されているのは世界31ヵ所で、このうち国内では新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」、静岡県掛川市の「静岡の茶草場農法」など5ヵ所です。
みなべ・田辺地域では農耕に適さない急峻な里山に備長炭の材料となるウバメガシの木を残すことで山の崩落防止と水源の管理をして、さらに、梅の受粉をミツバチが手助けするなど、梅林、薪炭林、ミツバチが共生して400年にわたり良質な梅を栽培してきました。
「みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会」は、この農業システムを「みなべ・田辺の梅システム」として申請していました。
協議会は12月末までに世界農業遺産申請書を国連食糧農業機関に提出し、来年開催予定の世界農業遺産国際フォーラムでの認定に期待をかけています。

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